日本の幸福度は世界61位。なぜ私たちはこんなに疲れている?「効果的な休み方」7つ

「ちゃんと寝たはずなのに、疲れている。」

「休日はゆっくりしたのに、
月曜日にはもう疲れている。」

「何もしていないのに、
なんだかずっとだるい……。」

そんなこと、ありませんか?

もしかすると、それは
「休んでいないから」ではなく、
「自分に合った休み方ができていないから」なのかもしれません。

2026年版の「World Happiness Report」では、
日本の幸福度は143か国中61位。

もちろん、幸福度ランキングだけで
「日本人は疲れている」と判断することはできません。
でも、私たちの疲れ方や休み方について考える、
ひとつのきっかけにはなりそうです。

さらに、厚生労働省の調査では、
普段の仕事で身体が「疲れる」と答えた労働者は72.2%。

はる
はる

「休みたい」と思っているのに、休んでも回復した感じがしない。
そんな人が少なくないのも、なんとなく納得できますよね。

では、私たちはどう休めばいいのでしょう?
今回は、「疲れをとるための効果的の休み方」を7つ紹介します。

① まずは「睡眠」を削らない

疲れているときほど、
「あと少しだけ仕事を終わらせよう」
「この動画を見てから寝よう」
となってしまうこと、ありませんか?

でも、睡眠は単なる
「何もしない時間」ではありません。

睡眠には、日中に生じた心身の疲労を回復する役割があります。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」でも、成人は個人差を踏まえつつ、6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保することが推奨されています。(厚生労働省)

だから、
「疲れたから寝る」
ではなく、
「疲れをためないために寝る」
という考え方に変えてみる。

② 「何もしない」だけが休息じゃない

休日になると、
「今日は何もしないぞ!」
と、一日中ベッドやソファでゴロゴロ。

もちろん、そんな日があっても大丈夫。
でも、休息=完全に動かないこと、ではありません。

近所を散歩する。
好きな場所に出かける。
ストレッチする。
部屋を片づける。

そんな軽い活動が、
気分転換になることもあります。

③ スマホを見るだけの休日にしない

「今日は家でゆっくりしよう。」
そう思ってスマホを手に取る。

SNSを見る。
動画を見る。
ニュースを見る。
またSNSを見る。

気づいたら数時間。

そして夜になって、
「今日、何してたんだろう……」
となる。
こんな休日、ありませんか?

スマホは便利だけど、脳にとっては
「何もしない時間」になっていないことがあります。

情報、通知、動画、SNS。
休んでいるつもりでも、
ずっと新しい刺激を受け続けている。

だから休日には、
「何を見るか」ではなく
「何から離れるか」も意識してみましょう。

通知を切る。
SNSを開く時間を決める。
スマホを置いて散歩する。

ほんの30分でもOK。
情報から離れる時間をつくってみましょう。

④ 「楽しい時間」もちゃんと休息

「休むなら家でじっとしていなきゃ」
と思っていませんか?

好きなカフェに行く。
友達と話す。
趣味を楽しむ。
自然の中を歩く。
好きな音楽を聴く。

こうした「楽しい時間」も、
自分にとって大切な回復時間になることがあります。

休息は、
心がほっとすること。
「楽しい」と感じること。
「自分に戻れる」と感じること。

それも、休むということ。

はる
はる

休日は、「何をして疲れをとろう?」だけではなく、「何をしたら、自分は元気になれる?」と考えてみてください。

⑤ 疲れる人間関係から少し離れる

身体は休んでいるのに、誰かと会ったあと、
「なんか疲れた……」
と感じることってありますよね。

それは、身体ではなく
心が疲れているのかもしれません。

もちろん、人とのつながりは
私たちにとって大切です。

だからこそ、
「誰とも会わない」ではなく、
「自分が安心できる人と過ごす」ことも大切。

無理に予定を詰め込まない。
気を使い続ける関係から少し距離を置く。
一人で過ごす時間をつくる。

自分らしくいられる人との時間は、
むしろ心の休息になることもあります。

⑥ 休日まで「仕事モード」を持ち込まない

休日なのに、
「メール来てないかな?」
「明日の仕事、大丈夫かな?」
「これだけ返信しておこう。」

と、頭の中ではずっと仕事。

これでは身体が休んでいても、
心が休まりません。

もちろん、仕事によっては
完全に切り離すことが難しい場合もあります。

だからこそ、
「ここからは休日」
という小さな境界線をつくる。

通知をオフにする。
仕事用スマホを見ない時間を決める。
休日の朝に仕事のメールを開かない。

など、自分なりのルールをひとつ決めてみましょう。

休む時間を守ることも、自分を守ること。
そう考えてみてください。

⑦ 「限界になってから休む」をやめる

これが、一番大切かもしれません。

多くの人は、
「まだ大丈夫」
「もう少し頑張れる」
と頑張ってしまいます。

そして限界になってから、
「もう無理。休もう。」
となる。

でも、本当は
その前に休んでいいんです。

10分だけ目を閉じる。
スマホから離れる。
お昼に少し外を歩く。
深呼吸する。
早めに寝る。
好きなことをする。

大きな「休日」を待たなくても、
毎日の中に小さな休息を入れる。
これも立派な休み方です。

「休んでも疲れる」の正体は、休み方かもしれない

ここまで7つ紹介しました。

① 睡眠を削らない
② 何もしないだけを休息にしない
③ スマホから離れる時間をつくる
④ 楽しい時間を持つ
⑤ 安心できる人と過ごす
⑥ 仕事モードを休日に持ち込まない
⑦ 限界になる前に休む

こうして見ると、
「休む」って、思っていたより奥が深いですよね。

ただ寝る。
ただ横になる。
ただスマホを見る。

それだけが休息ではありません。

身体が疲れているのか。
頭が疲れているのか。
人間関係で疲れているのか。
情報を浴びすぎて疲れているのか。

まず、
自分が「何に疲れているのか」を知る。

そして、その疲れに合った休み方を選ぶ。
それが、本当の休息なのかもしれません。

一番大切なのは、「休むことを後回しにしない」こと

私たちは、
「もっと頑張ってから休もう」
と思いがちです。

でも、休むことは
明日も自分らしく過ごすために必要なものです。

スマホから離れる。
好きなことをする。
安心できる人と過ごす。
ちゃんと眠る。
何もしない時間をつくる。

今日から全部やらなくても大丈夫。

まずはひとつ。
「今日は10分だけ、
何もしない時間をつくろう。」

それくらいから始めてみませんか?

※疲れが長く続く、十分に休んでも回復しない、日常生活に支障が出ているなどの場合は、単なる疲労ではなく病気などが関係している可能性もあります。無理に我慢せず、医療機関など専門家への相談も検討してください。睡眠についても、生活習慣を見直しても不調が続く場合は、病気が潜んでいる可能性に留意することが厚労省のガイドで示されています。(厚生労働省)

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