「今日中に終わらせたいから、
もう少し頑張ろう…」
そんなふうに、深夜まで残って
仕事しようと毎日頑張っていませんか?
睡眠を削れば、その日の作業時間は一時的に増やせます。
でも、その1時間。本当に効率的な時間だと言えるでしょうか?
翌日、頭がぼんやりする。
集中できない。
いつもならしないミスをする。
同じ仕事に時間がかかる。
そして、また仕事が終わらず、睡眠を削る……。

実はこの繰り返しが、頑張っていても仕事が終わらなかったり、なかなか成果が出にくい原因になっているかもしれません。
では、睡眠を削ることで、なぜ仕事のパフォーマンスが落ちてしまうのでしょうか?

① 集中力が落ちて、同じ仕事に時間がかかる
睡眠が足りないと集中力が低下します。
たとえば、
本来30分で終わる作業に
1時間かかってしまったら。
夜に睡眠を1時間削って作った時間が、
翌日の「時間のロス」で消えてしまうこともあります。
長く働くことと、
効率よく働くことは別物。
だからこそ、ただ作業時間を増やすだけではなく、
「その時間で、
どれだけ質の高い仕事ができるか」
にも目を向けたいところです。
② 判断力が落ちて、「迷う時間」が増える
仕事には、意外と
「考える時間」があります。
「どっちからやろう?」
「この方法でいいかな?」
「どう伝えればいいだろう?」
睡眠不足の状態では、
こうした判断や思考がうまく進まないことがあります。

私自身も、かなり寝不足が続いていた時は、「作業しているのに、全然進まない…(泣)」状態でした…。
③ ミスが増えて、やり直しの時間が発生する
これ、けっこうあるあるですよね、、
一度で終わるはずだった仕事にミスがあれば、
確認する。
修正する。
そんで、もう一度やる。
場合によっては、誰かに謝ったり、
説明したりする時間まで必要になったりと…。

睡眠を削って作った時間が、
ミスの修正で消えてしまうんですよね…
「あと1時間働けば終わる」と思ったときこそ、
今の自分は正常に動ける状態かを確認することが大切です。
④ イライラしやすくなり、人間関係にも時間を使う
仕事は、
パソコンだけで完結するものではありません。
メール。
チャット。
会議。
相談。
ちょっとしたコミュニケーション。
人とのやり取りが必要不可欠。
でも、睡眠不足で心に余裕がなくなると、
普段なら気にならない一言にイラッとしたり、
必要以上に落ち込んだりすることもあります。
睡眠は、心の余裕もつくってくれる
仕事を進めるための大切な資源です。
⑤ 「やる気が出ない」と感じやすくなる
朝起きてから感じる、やる気の無さ。
でも、それをすぐに
「自分は意志が弱い」
とは、決めつけなくていいかもしれません。
睡眠不足が続いているなら、
それはそもそも、疲れが抜けていないのかも。
疲れた状態で
「もっと頑張ろう」と自分を追い込むより、
まず身体を休ませる。
それが、結果的に、パフォーマンス高く
より早く良い結果を生み出すカギです。
⑥ 夜に頑張るほど、「翌日の自分」にツケが回る
夜に1時間多く働いたら、
今日の仕事は1時間進みます。
でも、その1時間の睡眠を削ったことで、
翌日の集中力やパフォーマンスに
影響が出るかもしれない・・。
つまり、
「今日の自分が頑張った分を、
明日の自分が支払う」という状態に。
仕事は今日だけではなく
明日も明後日も続きます。
だからこそ
「今日どれだけ働いたか」だけではなく、
「明日の自分を
どんな状態でスタートさせるか」
まで考えたいものです。
⑦ 睡眠を「余った時間でするもの」にすると、永遠に増えない
これが一番大きなポイントかもしれません。
多くの人は、
仕事
↓
家事
↓
スマホ
↓
自分の時間
↓
残った時間で睡眠
となっています。
でも、この順番だと
「やることが多かった日は
自動的に睡眠時間が削られる」
ということ。
そこで、
睡眠を「余った時間」で取るのではなく、
先に確保する。
たとえば、
「23時には寝る」と決めたら、
23時までに終わるように仕事の量を調整する。
お風呂や明日の準備も前倒しする!
スマホを見る時間にも区切りをつける!
つまり、
睡眠を予定表の最後に置かない。
最初に予定に入れる。

めちゃくちゃシンプルですが、
先に重要なことを予定に入れることって、
ほんとに効果的なんですよね。
じゃあ、今日から何をすればいい?
いきなり「毎日8時間寝よう!」と目標を立てても、
生活によっては難しいもの..。
まずは、このたった一つ。
「何時に寝るか」を先に決めること。

時間を区切るのって、正直きついな…と感じていたのですが、その方が変にダラダラする時間が減って、スッキリと寝られるようになりました♪
そして、その時間から逆算して、
「何時まで仕事をするか」
「何時にスマホをやめるか」
「何時から寝る準備をするか」
を決める。
たとえば、
23:00 就寝
22:30 スマホを置く
22:00 寝る準備
21:30 仕事終了
というように。
「眠くなったら寝る」ではなく、
「寝る時間を死守する」意識が大切です。
睡眠は、最高のパフォーマンスを引き出す資源になる!
頑張っている人ほど、
「もっと仕事をしなきゃ」
「時間が足りない」と思って、
睡眠を削りがちです。
でも、
睡眠を削る
↓
集中できない
↓
仕事が進まない
↓
終わらない
↓
また睡眠を削る
このループに入ってしまったら、
どこかで断ち切る必要があるかもしれません。
その最初の一歩が、
「睡眠を犠牲にする」
という発想をやめること。
睡眠は、明日の自分の集中力や判断力、
心の余裕を守るための大切な時間。
頑張るために睡眠を削るのではなく、
ちゃんと休んで、明日の自分が
もっといい仕事をできるようにする。
それも立派な「頑張り方」なのかもしれません。
