「幸せ」ってなんですか?

大人になったら分かると思ってた。

自分が一番幸せでいられる方法を。

大人になったらなれると思った。

幸せってやつに。

だから、探した。
探して探して、探しまくった。

自分にとって、何が幸せなのかを。

私はどうしても、
幸せになりたかった。

でもなぜか、
探せば探すほど

それは離れていくようだった。

いつからこんな風になってしまったのだろうか。
人の目なんて、気にもならなかったのに。

隣の芝生は青く見えるというけれど、
私の目には、それがあまりにも青すぎて、
周りが羨ましくて仕方なかった。


私もみんなみたいに、

幸せになりたい。
みんなが感じてる温かさを、
私も同じように感じてみたい。

その思いだけが、ただ強くなっていった。

消えない寂しさ

求めれば求めるほど、心は乏しく虚しくなっていく。

大好きなアイスを食べているときでも、
大好きな人と一緒にいるときでさえ、虚しさは消えない。

幸せの箱に穴が開いてるんだ。
だから、何をしても満たされない。

どうしようもない寂しさだけが消えない。
一生このままなんだろうか、と
絶望感とどうしようもない感情に支配されるようだった。

そんな時、ふと
昔のことを思い出した。

あれは確か、
小学一年生のときだったと思う。

とにかく、全てが輝いていた。
勉強することも、外で駆け回ることも
人と話すことさえも。
何をしても幸せだった。

明日が来ることが楽しみで仕方なかったし、誰よりも元気で人一倍自信に満ち溢れていたと思う。

そうだ、そうだった。
これがわたしなんだ。

幸せにストレートに生きるということ

今の世の中は、「生きにくさ」を感じている人が多いと思う。

生きる目的を見失い、
何が大切なのかを忘れ、
比べなくてもいいことを気にして
人の顔色を伺いながら過ごしている。

わたしもその一人だった。

だから、一度ちゃんと止まって、
よく考える必要がある。

そのことに気づくことができたわたしは、
今、ようやく自分と向き合えるだけの心の余裕を持ち、自分にとっての幸せにストレートに生きることができています。

自分を犠牲にする必要なんてない。
幸せになってもいいんだよ。

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